コロナ禍とコロナ後、結婚式を2回やるのはありですか?

今すぐコロナが終わらない限り、どれか1つは諦めないと叶わない3つの希望。

・コロナが収まってから、何の制約もなく普通の結婚式がしたい
・節目はきちんとしたいから、結婚式と同時に入籍がしたい
・婚約期間も長くなったし、そろそろ入籍は済ませたい

実は、全部叶えられるかもしれない方法が1つだけ、頭の片隅に浮かんでいる。

・・・結婚式を、2回やれば良いのでは?

 

コロナ禍とコロナ後、結婚式を2回やるのはあり?

考えている内容を簡単にいうと。

1回目の結婚式は、コロナ禍でもいい。
家族だけで小規模に、パーティーというよりは儀式的な誓いの場として。
和装で、前撮り&家族写真撮影もかねる。

2回目は、コロナ後のいつか。
家族のための式というよりは、友人へのお披露目会のようなものとして。
普通の結婚式がしたいという夢はここで叶えたい。

 

結婚式を2回やると、費用も2倍?

結婚式を2回やろうと考えて、まず不安になるのが、費用面。結婚式は、普通に1回挙げるにもローンを組む人がいるくらい、安くはないものだ。それを2回なんて、と思う人もいるだろう。

費用ついては、1回目の結婚式の費用を最小限に収めることで対応できると思っている。

身内だけだし、おもてなしとか、演出に拘るとかは考えない。シンプルに、ただきちんとした形で神様に誓えればいい。パッケージプランを利用して、オプションは写真だけくらい。色々調べたけど、本当にそれだけにすれば、予算30-40万円くらいでなんとかなりそうな気がする。

挙式のあとに食事会をしたり、両親の衣装代をこちらで持ったりするともっと上がるけど…そこはいったん無視して、とりあえず40万くらいとして彼に話をしてみたら、「それくらいなら2回やっても良いのでは」との答え!

もともと結婚式はドレスでやりたくて、でも別途和装での前撮りもしたいとは思っていたから、1回目の結婚式は、前撮り費用がちょっと値上がりする程度と捉えられる。

 

結婚式を2回やれば、和洋両方の神様に誓える?

結婚式を2回やると考えた時に思ったのは、「和洋両方の神様に誓えるなんて素敵!」ということ。でもよくよく調べると、それは難しそう。

キリスト教では、結婚の誓いは1回しか行えないものらしい。重婚とかじゃなく同じ相手となんだからいいじゃんっていいたくなるけど…そういうものではないのだろうな。

まぁ、本当の教会ではなくホテルやゲストハウスの式場なら、スタッフもキリスト教の信者ではないことが多いし、実際お金さえ払えば2回目でもキリスト教式の挙式もできてしまうみたいだけど、神様に誓うのに神様が認めてないことをしては意味がないしなぁ。

結婚式を2回やる場合、1回目に神様に誓っちゃったら、2回目は披露宴のみか、やっても人前式ということになりそうです。

2回目の結婚式の内容は?

入籍と合わせて結婚式も延期することを決めたときに考えた理由にも書いたように、やっぱり、入籍から年単位で時間が経ってから2回目の結婚式をしたのでは、向かない演出はある。

そのとき書いた内容を一部引用。

何年もつけて指に馴染んだ結婚指輪で、指輪の交換?
ケーキカットは、夫婦になって初めての共同作業?
交際期間よりも結婚生活のほうが長いプロフィールムービー?
「おめでとうー」って、何に対して?

元記事:コロナで結婚式を延期するから、入籍も延期することにした https://wedding.himegurashi.com/corona/20210420-01/

結局やれるのは、会費制の1.5次会のようなカジュアルなパーティーになるのかな。
キリスト教式もできなくて、披露宴の演出も限られて・・・?正直、それだとちょっと理想と違う。ここが迷いどころ。

 

親に理解してもらえるか

結婚式は本人だけのものではないという。親にお金とかを頼るつもりはないけれど、それでも2回挙げるなんて常識外のことをするのに、両家の親の理解は必要だろう。けれど私は、その点はあまり心配していない。

そもそもこのアイディアの元になったのは、両家顔合わせのときの親同士の会話だから。最初に言い出したのは親なのだ。結婚式はコロナが落ち着いてからにしますと、両家の親に伝えたとき。

「結婚式なんて何度でも挙げればいいじゃないか。今いったん挙げておいて、落ち着いたらまた改めてやれば良い。場所もドレスも変えて、毎年やったらどうだ。そのたびに子供が増えて行ったりしてなー。ははは。」と、親同士が盛り上がっていた。

実際に結婚式を複数回やることを希望して言っているのではなく、「早く籍を入れろ」「なんなら早く子供も作れ」というニュアンスのほうが大きい話だったとは思うけれど、少なくとも結婚式を2回やるのは非常識だとか無駄だとかは思っていなそうだから、反対まではされないだろうと思っている。

 

一番の不安は、ゲストがどう思うか

一番不安なのは、2回目の結婚式に招待するゲストが、どう思うかということ。結婚式を2回やるというのは、あまり良い印象を持たれない気がする。

「1回きりの門出のお祝いだからご祝儀も払うわけで、2回目の結婚式なんて趣味みたいなものには付き合えない」「海外セレブでもないくせに何やってんの」とか言われそうで怖い。でも、海外で家族挙式→日本で披露宴みたいなパターンは珍しくないから、それと同じと思えば大丈夫かもしれない。

親しい友人に相談してみた限りでは、「結婚式を2回挙げても、自分が招待されるのが1回だけなら気にならない。なんなら、1回目の結婚式を挙げたことを言わなければいいのでは?」といわれた。それもそう…かも?1回目は対外的には家族で前撮りくらいの体にすればいい?

確かにとも思ったけれど、ゲストを騙すみたいで、ちょっと悩む。

 

「コロナのせいで」とネガティブになりたくない

そもそも、結婚式を2回やろうなんて変なことを考えている理由は、結婚という幸せな門出に、ネガティブな感情を持ち合わせたくないから。結婚だけじゃなくすべてだけど、コロナに負けたくないから。

コロナのせいで計画が狂ったものなんて、結婚式以外にも本当にいっぱいある。みんなそうだと思う。
でもそれを、「コロナのせいで」「コロナだから仕方ない」と言ってたら、人生を無駄にしちゃう気がする。かといって今まで通りの生活を強行するのが良いとも思えない。感染は怖い。

私は、「コロナだからこそ!」とメリットを見つけてポジティブに過ごすことで、コロナ時代に勝ちたい。

結婚式についても私は当初から、コロナのおかげで叶った!このタイミングでラッキーだった!といえる要素をなんとか増やしたいと、ずっと考えている。

最初は、「結婚式が延期」という事実を、「ゆっくり長く準備期間を楽しめる」とプラスに捉えていた。でもそれももう、準備の手が止まってしまって限界を感じた。それでまた考えた。

「普通なら1回しかできない結婚式を、コロナだったから2回もできた!」
これなら、私は嬉しくなれる。コロナをプラスに捉えられる。

結婚式を2回やるとか、別に調子に乗ってるわけじゃないんです。ネガティブにつぶされないように必死なんです…。